GSOMIA破棄の凍結を決断 日本政府は韓国を評価[2019/11/22 17:35]

 日本政府関係者によりますと、22日で失効期限を迎える日本と韓国のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)に関し、韓国側は破棄を凍結することを日本政府側に伝えたことが分かりました。国会記者会館から報告です。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 (Q.こうした韓国側の動きについて、日本政府はどう見ている?)
 日本側の主張としては、これまで「韓国側の賢明な対応を求める」と言い続けてきたので、今回の結論は評価するということになると思います。もともとGSOMIAが失効すれば日本と韓国の安全保障面での協力に断裂が生じるわけなので、喜ぶのは北朝鮮だけという状況になるところでした。日本政府高官は「ボールはあくまで韓国側だ」と話していて、表向きは決めるのは韓国側、自分で振り上げた拳は自分下ろして下さいというスタンスでした。ただ、この間も水面下ではずっと協議が続いていました。合意の詳細はまだ分かっていませんが、日本政府の立場としては、GSOMIAという安全保障に関する協定と輸出管理は全く別問題という立場なので、仮に条件が輸出管理の撤廃であった場合、日本政府としてはのめないと思います。かなりの譲歩となります。ただ、官邸関係者は「今回、文(ムン)政権が対応を変えれば今後の関係改善のきっかけになる」とも話していて、来月下旬には中国で日中韓サミットもあるので今後は日韓が雪解けに向けて進むかどうかというところが課題となります。