ミサイル発射に総理「国際社会に対する深刻な挑戦」[2019/11/29 00:47]

 北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射したことを受け、安倍総理大臣は「国際社会に対する深刻な挑戦だ」と強く批判しました。

 安倍総理大臣:「我が国の領域やEEZ(排他的経済水域)内への落下は確認されていませんが、北朝鮮の度重なる弾道ミサイルの発射は我が国のみならず国際社会に対する深刻な挑戦です」
 また、「アメリカや韓国など国際社会と連携しながら、警戒監視などに全力を挙げる」と強調しました。防衛省によりますと、今回のミサイルの飛行距離は約380キロで、高度は約100キロだったということです。日本政府関係者は、弾道ミサイルは「短距離」のタイプで、先月31日に北朝鮮が「超大型放射砲」として発射したものと似ているという分析を示しました。また、2発が発射された間隔は30秒で前回の3分間隔よりも縮まっていて、「北朝鮮ミサイルの技術が着実に進んでいる」と警戒感を示しています。

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