中曽根康弘元総理大臣が死去 101歳[2019/11/29 12:56]

 「戦後政治の総決算」を掲げて5年間に及ぶ長期政権を担った中曽根康弘元総理大臣が亡くなりました。101歳でした。

 1947年に政界入りした中曽根氏は防衛庁長官や通産大臣などを経て1982年に総理大臣に就任し、国鉄や電電公社などの民営化に着手しました。当時のアメリカのレーガン大統領とは「ロン」「ヤス」と呼び合う親密な関係を築いた一方で、靖国神社の公式参拝など「タカ派」ぶりが激しく批判されました。総理大臣を退いた後も政界の重鎮として君臨し、2003年の議員引退後も政治への情熱は衰えず、100歳を迎えた去年5月にも憲法改正の実現を期待するコメントを寄せていました。

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