米軍訓練候補の馬毛島 政府が約160億円で買収合意[2019/11/30 06:23]

 日本政府はアメリカ軍の空母艦載機の離着陸訓練をする候補地の鹿児島県馬毛島を約160億円で買収することで所有者と合意したことが分かりました。

 空母艦載機の離着陸訓練を巡っては、神奈川県厚木基地で行われていましたが、騒音の被害が激しく東京都の硫黄島で暫定的に実施されていました。アメリカ軍は、空母艦載機の拠点が山口県岩国基地に移ったこともあり、硫黄島よりも近い馬毛島で訓練できるよう日本側に求めていて、日本政府は29日、馬毛島を所有する会社と約160億円で買収することで合意したということです。これにより、沖縄県などで行われているアメリカ軍の訓練についても馬毛島で行う可能性があります。

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