「桜を見る会」巡るさらなる審議要求 与党側は拒否[2019/12/04 17:09]

 安倍総理大臣主催の「桜を見る会」を巡り、与党側は野党が要求していた参議院予算委員会の開催について、「応じられない」として拒否しました。

 参議院予算委員会与党筆頭理事・自民党・福岡資麿議員:「組織としてお受けできないという判断になったということに尽きると思います」「(Q.与党としては総理の説明は十分だったということ?)そこは見解の相違があると思いますが、色々な機会を通じて説明はされているというふうに思います」
 「桜を見る会」を巡る一連の疑惑について、野党側は、安倍総理や安倍内閣の閣僚から直接説明を求めるため、参議院予算委員会の集中審議や一般質疑を行うよう求めていました。これについて、自民党側は「党として最終判断した」と説明するにとどめ、今の国会でこれ以上の審議を行うことを拒否しました。これに対して、野党側はさらなる審議時間の確保のため、国会を延長するよう求めるほか、金子予算委員長に対する解任決議案の提出などを検討しています。

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