「たかなみ」を中東に派遣へ　海外任務豊富な護衛艦[2019/12/26 19:13]

　中東への護衛艦派遣は国際経験豊富な「たかなみ」で最終調整していることが分かりました。

　神奈川県横須賀基地所属のたかなみは、これまでソマリア沖のアデン湾で海賊対処活動を何度も行い、ニュージーランドやシンガポールでの訓練にも参加しています。ヘリコプターの搭載が可能ですが、最大級の護衛艦「いずも」などに比べて大きさは4分の1程度で、他国に与える警戒感は少ないとみられています。政府は27日、たかなみを哨戒機「P3C」2機とともに中東へ派遣することを閣議決定する方針です。派遣される自衛官は約260人で、期間は1年ごとに決めることになります。