立憲・枝野代表 “カジノ”と“桜”の二本柱で追及[2020/01/04 19:55]

 立憲民主党の枝野代表は年頭の記者会見で、20日に召集が予定される通常国会で「桜を見る会」の問題やIR(統合型リゾート)事業を巡る汚職事件について追及していく考えを明らかにしました。

 枝野代表は、「(IR)推進自体の正当性が問われる状況。自分たちの利権のために推進してきたのではと。そこを問いただしていきたい。国会ではカジノ問題、桜を見る会の二本柱だと思っている」と述べました。また、国民民主党との合流協議について、玉木代表と近く会談すると明らかにしたうえで、「そう遠くない時期に結論を出さないといけない」と話し、党名や政策、人事など残っている課題については、党首会談で決着させることに意欲を示しました。
 一方、国民民主党の玉木代表も会見を行い、合流について「吸収合併ということはあり得ない。どういう形態なのかは別にして、新党を作っていく」とし、「どちらかの考え方に寄せていっては皆が納得できる形にならない」と述べました。

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