“新法”整備も論点に 自衛隊の中東派遣で国会審議[2020/01/17 12:27]

 国会では自衛隊の中東派遣に関する質疑が行われました。不測の事態に備え、武器を今より柔軟に使用できる新たな法整備の必要性を巡って論戦となりました。

 国民民主党・前原元外務大臣:「事態が急変する可能性ありますよね。あらゆるものを想定して、しっかりとした新たなもの(法律)を作っておくということは大事なことじゃないですか」
 河野防衛大臣:「現時点での認識は直ちに日本関係船舶の防護が必要な状況ではありませんし、今、そういう検討が必要かと言われれば、現時点でそうではないだろうと思う」
 一方で、河野大臣は、日本の船を守らなければならない状況になった場合は武器の使用を認める「海上警備行動」を発令するとしました。その際、活動海域にイランへの刺激を避けるため排除していたホルムズ海峡が含まれる可能性に言及しました。

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