夫婦別姓の質疑中にヤジ 自民党の女性議員から?[2020/01/23 16:12]

 始まったばかりの国会で今度はある議員の発言を巡り、新たな波紋を広げています。

 23日も国会では野党が安倍総理大臣に対して「桜を見る会」、2閣僚の辞任、カジノでの国会議員逮捕など数々の問題を追及しています。
 立憲民主党・福山哲郎幹事長:「総理は施政方針演説で自らに関係する桜を見る会、カジノでの国会議員の逮捕、河井(克行)前法務大臣夫妻の家宅捜索について何も言及されませんでした。年が明ければすべてを国民が忘れるとでも思っていたのでしょうか。あまりにも不誠実で国民を馬鹿にしていると言わざるを得ません」
 しかし、そんななか、22日の国会ではある問題が浮上しています。国会の質疑の最中に選択的夫婦別姓を巡ってこんな場面がありました。
 国民民主党・玉木雄一郎代表:「先日、20代の若い男性から相談を受けました。交際している女性から『姓を変えないといけないから結婚できない』と言われたそうです。夫婦同姓も結婚の障害になっています。今、やじで『だったら結婚しなくていい』とそういう話がありました。結婚数や結婚率を上げていくことが国難突破の少子化対策になるのではないでしょうか」
 このやじの発言者が一体、誰だったのか。国会ではこんなうわさが浮上しています。
 国民民主党・玉木雄一郎代表:「自民党席からある女性議員が『だったら結婚しなくていいじゃないか』とやじが飛んできたことは非常にショックでしたし、こういう自民党に任せていたから今のような少子化が止まらなかったんだなと」
 このやじの張本人が自民党の女性議員であると指摘されています。
 自民党・二階俊博幹事長:「まあ、それは言った人の本当の意見を断片的にやじで聞いて『議場でどう聞いたか』と言われても、それほど重大な関心を寄せているわけではありません」
 疑惑のこの女性議員が与野党の関係者によりますと、杉田水脈衆議院議員であるといわれているのです。この杉田議員は過去に「LGBT(性的少数者)カップルは子どもを作らない。つまり、生産性がない」と発言。LGBTに関して独自の考えを持っており、その発言が波紋を呼びました。
 それに続いて「結婚しなくていい」という発言。真意を確認するため杉田議員を直撃すると終始、電話中。見事に記者からの質問をかわす杉田議員。これは作戦なのでしょうか。やじは「国会の華」とも言われていますが、「だったら結婚しなくていい」という発言の真意は何だったのでしょうか。
 国民民主党・原口国対委員長:「『やじは議場の華』って言われますが、何を言っても良いというわけではありません。過去にも今、おっしゃったような『不適切なやじ』ですね。懲罰っていったこともあるやに聞いています」
 このやじを巡り、国会内では23日にも議院運営委員会を開き、事実確認を求めるとしています。

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