案里氏に選挙資金1.5億円 落選候補の支援者激怒[2020/01/23 19:51]

 去年の参議院選挙の前に河井案里議員に対し、1億5000万円にも及ぶ選挙資金が渡っていたことが分かりました。同じ選挙区で落選した自民党候補の10倍で、支援者は激怒しています。

 支援者は怒っています。
 溝手顕正氏の支援者(支援して32年)藤井啓文さん:「あまりにもひどすぎるよね。『新人だから倍』なら許容範囲かも分からないけど『10倍』はおかしい」
 疑問が浮上したのは、去年の参院選で党から受け取った選挙資金。広島で出馬した自民党の溝手顕正前議員がもう1人の公認候補の10分の1にあたる1500万円しか与えられなかったというのです。もう1人とは、ウグイス嬢日当疑惑で揺れる河井議員。1億5000万円を受け取ったとされます。23日にこれを認めました。
 自民党・河井案里参院議員(46):「(選挙まで)わずか2カ月半の間にそういった活動をしなければいけない。党勢拡大をしていかねばいけないということで、短い期間の間に資金が集中したものと考えております。違法性はないものと考えている」
 しかし、疑問の声は党内からも。
 自民党関係者:「かけ離れた額だ」
 自民党大臣経験者:「党からもらうことに何ら問題はないけど、問題は『使い道』でしょ」
 10倍の一部はウグイス嬢の日当にも充てられたのでしょうか。党内のいざこざがあった可能性も。落選した溝手氏は以前から総理の批判などをしていました。
 そんななか臨んだ参院選。当選枠が2しかないなか、自民党は2人を送り込みます。河井氏を推す菅官房長官と溝手氏を支援する岸田政調会長の代理戦争となったのでしょうか。