衆院予算委員長の議事進行に枝野氏「与党寄り」[2020/01/28 23:25]

 衆議院の予算委員会で自民党の棚橋予算委員長の議事進行に野党側が強く反発しています。

 立憲民主党・川内博史議員:「桜を見る会の名簿というのは公文書管理法にいう政府の事務事業の実績ということではないのか。ということについて、きちんと政府としての見解を出して下さいと。私はただそう言ってるだけですよ。委員長、変なこと言ってます?」
 棚橋予算委員長:「何を要請するんですか」
 立憲民主党・川内博史議員:「委員長、こんだけしゃべっているのに…私の言うこと理解できなきゃ官房長の言うことなんか絶対、理解できていないでしょう」
 棚橋予算委員長:「川内博史さんに申し上げます。長すぎて理解できません。短くお願いします」
 立憲民主党・川内博史議員:「統一見解を出してほしいと言っているんです」
 棚橋予算委員長:「聞こえません。何を出すんですか?」
 立憲民主党・枝野幸男代表:「何のためにやっているのかと。またそろそろ入閣したいということで総理にしっぽを振ってる“ポチ”なのか?ということを私は強く申し上げたい」
 野党側は本来、中立であるべき予算委員長の議事進行があからさまに政府・与党寄りだと批判しています。一方で、与党側の幹部は「委員長として責任を持って委員会の議事を進めて頂いている」と話しています。

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