30日夜もチャーター機派遣へ　滞在場所に大型船も[2020/01/30 10:52]

　日本政府は、中国・武漢に残る帰国希望者のために30日夜もチャーター便を派遣する方向で最終調整に入りました。チャーター便は2機派遣される見通しです。

　日本政府関係者によりますと、武漢のある湖北省には帰国を希望する日本人がまだ300人ほど残っています。そのため、政府は追加のチャーター便の派遣について中国側と調整を進めていて、政府高官によりますと、夜に2機を派遣するめどが付いたということです。一方、30日に帰国後に症状が見られなかった人について、政府は詳しい検査結果が出るまでの滞在場所として、東京・府中市にある警察大学校で受け入れる方針を固めました。帰国者は今後も増えるため、各省庁の研修施設や大型船の活用も検討されています。