武漢の日本人ほぼ退避完了 運賃8万円は国負担検討[2020/01/31 11:52]

 チャーター機の運航について、茂木外務大臣はこれまでの3便で武漢にいる帰国希望者の退避をほぼ完了したという認識を示しました。4便目は週明けとなる見込みです。

 茂木外務大臣:「149名の邦人を乗せたチャーター機が3便目が到着する予定でありまして、武漢市からすぐに帰国をしたいという方はこの3便で帰国を全員できると」
 政府関係者によりますと、湖北省全体では約140人の帰国希望者が残っていますが、武漢市の交通網が遮断されていて空港への移動に時間がかかるということです。さらにWHO(世界保健機関)が緊急事態を宣言したことで、チャーター機派遣に向けて中国政府との交渉が難航する可能性があるとみています。外務省幹部は、4便目の派遣は週明け以降という見通しを示しました。また、安倍総理大臣はチャーター便の運賃約8万円について、国が負担する方向で検討する考えを表明しました。当初は自己負担の方針でしたが、与野党からの批判を受けて見直しました。

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