新型コロナで法整備も 感染拡大防止を政府に提言へ[2020/01/31 15:24]

 自民党は新型コロナウイルスに関する対策本部を開き、感染拡大防止のため、より迅速に対応できる法律の整備を求めることなどを盛り込んだ提言を来週にも政府にも提出することを決めました。

 自民党・岸田文雄政調会長:「WHO(世界保健機関)緊急事態宣言が発せられました。死者も200名を超えました。こうした刻々と変化する事態に我々は的確に対応しなければいけない」
 新型コロナウイルスは結核などと同じレベルの指定感染症ですが、疑わしい症状がある場合や検査で陽性と判断されなければ強制入院させられない問題などが指摘されています。今回提出する提言では、感染している可能性のある対象者の移動制限などを想定し、柔軟に対応できる法律の整備や簡易検査キットやワクチンの早急な開発なども求める予定です。さらに、感染症問題に常時対応できるような政府の組織を設置することも盛り込む予定です。

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