海幕長が中東での情報収集活動の意義強調[2020/02/04 20:07]

 海上自衛隊トップの山村海上幕僚長は幹部候補生の卒業式に出席し、緊迫化している中東情勢に対応するため、情報収集活動を行うことの意義を強調しました。

 山村海上幕僚長:「一昨日、護衛艦『たかなみ』を派遣したところである。海上自衛隊の任務はさらに拡大する。国民の自衛隊に対する期待は極めて大きくなっている」
 2日、横須賀港を出港した護衛艦「たかなみ」は、今月下旬にオマーン湾などで日本関係船舶の安全を確保するため、情報収集活動を開始します。また、山村海幕長は宇宙やサイバー、電磁波といった新領域での活動やAI(人工知能)の活用などが、「戦闘様相を複雑化させている」と述べ、「将来を見据え、変化に適応させていかなければならない」と強調しました。

こちらも読まれています