厚労省幹部 新型コロナの住民説明会で不適切発言か[2020/02/20 23:32]

 新型コロナウイルスに感染した人を受け入れた愛知県岡崎市での住民説明会で、厚生労働省の幹部が「ゴジラのような大きなせきをする人がいない限り、感染しない」などと発言していたことが分かりました。

 住民説明会は18日に開かれました。国民民主党の大西衆議院議員によりますと、そのなかで厚労省の東海北陸厚生局の金井局長が「受け入れ施設の前に小学校があるが、直接、触らないと感染しない。めちゃくちゃ離れてまで飛ばすほど大きなせきをする人はいない。ゴジラでなければ。最後はちょっとジョークです」などと話したということです。
 国民民主党・大西衆院議員:「失礼かつあまりにも緊張感のない発言だと思いますが、大臣から注意をして頂きたいと思いますが」
 加藤厚労大臣:「全く不適切な対応でありますし、至らない発言だというふうに認識をしております。状況をきちんと把握したうえで対応させて頂きたい」

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