新型コロナ 軽症でも検査可能に 野党が法案提出[2020/03/03 18:33]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、立憲民主党などの野党は軽症の場合でも医師が必要と認めれば検査ができるようにすることなどを盛り込んだ法案を国会に提出しました。

 無所属・山井衆議院議員:「今は医師が必要と判断しても検査を受けられないケースが多い。それと保健所を通さずに検査を受けられるように」
 感染の有無を確認するPCR検査について、政府の基本方針では37.5度以上の発熱が4日以上続く場合などに帰国者・接触者相談センターに相談し、保健所を通じて検査が行われることになっています。野党が提出した法案では、医師が必要だと判断すれば早期・軽症の場合でも検査を受けられるようにするとしています。また、民間の検査機関への支援や必要な予算措置を行い、検査の実施件数を増やすよう求めています。野党側は、検査を受けたくても受けられず、国民に不安が広がっていると批判し、この法案を審議するよう求めています。

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