福祉車両を初めて導入 参院でバリアフリー化も進む[2020/03/11 18:35]

 重い障害があるれいわ新選組の舩後参議院議員らの議員活動に対応するため、大型の車椅子でも乗り降りができる福祉車両が国会で初めて導入されました。

 今回、参議院で初めて導入された福祉車両は大型の車椅子でも乗り降りできるようにリフトが付いている車2台と座席が電動で動くタイプの車1台です。購入にかかる費用は1030万円でしたが、公用車を7台売却することで費用を賄い、620万円に抑えました。参議院では大型の車椅子のまま本会議に出席できるように議席の改修工事を行うなどバリアフリー化を進めています。この車を利用するれいわ新選組の木村議員は「このような合理的配慮が国会でも広まり、あらゆる障害者が当たり前に政治に参加できるように強く働き掛けていきたい」とコメントしています。

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