ペルーの日本人260人足止め…チャーター機を手配へ[2020/03/26 19:47]

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため国際便の運航を停止している南米ペルーに日本人約260人が出国できずに滞在しています。現地の日本大使館は27日以降にチャーター機を手配する方針です。

 ペルーでは15日に国家緊急事態が宣言され、17日より陸、海、空、河川すべての国境が閉鎖されています。外務省によりますと、標高3400メートルに位置し、世界遺産のマチュピチュに近いクスコに約80人、首都のリマに約120人、その他の地域に約60人の合わせて260人の日本人観光客らが足止めされているということです。大使館は26日にクスコからリマ、リマからメキシコシティの民間旅行代理店によるチャーター機を調整していると発表し、先着順で搭乗者を決定するとしています。運航は27日以降となる見通しです。また、メキシコシティから日本までの帰国便については各自で手配するよう呼び掛けています。
 一方、ウズベキスタンでは16日以降、国際便の運航が停止されていることを受け、現地の日本大使館は来月2日にウズベキスタン航空のチャーター便が運航されると発表しています。在留邦人ら約120人が搭乗する予定です。

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