2019年度のスクランブル発進947回 過去3番目の多さ[2020/04/09 16:19]

 防衛省は2019年度の自衛隊機の緊急発進回数は947回で、統計を取り始めてから過去3番目に多いことを明らかにしました。

 緊急発進は日本の領空に接近した外国機の侵入を未然に防ぐために行われます。2019年度は947回で、3年前と去年に次いで過去3番目に多くなりました。そのうち中国機に関しては戦闘機に対するものが多く、675回で前の年に比べて37回増加しています。ロシア機に対しては268回で、情報収集機に対するものが多かったということです。また、去年7月には中国とロシアの航空機が共同で竹島の上空を領空侵犯して対応が複雑化していることなどから、防衛省は引き続き警戒を強めています。

こちらも読まれています