公明・山口代表　地方選挙延期の特例法案を提出へ[2020/04/10 23:36]

　公明党の山口代表は緊急事態宣言が出されたことを受け、地方選挙を延期する特例法案を提出する考えを示しました。

　公明党の山口代表は今後、予定される地方選挙について、緊急事態宣言が出されたなかでは立候補者は政策や人柄を有権者にアピールできないと訴えました。さらに、政府が人との接触を7割から8割減らすよう呼び掛けるなかで投票所が「3密」になってしまう可能性があることや、開票作業には多くの人が関わる点を強調し、地方選挙を延期するべきだと強調しました。安倍総理大臣はこれまで「選挙は民主主義の根幹」として予定通り選挙を実施していく方針を強調しています。公明党は自民党と調整したうえで、今月末にも延期のための特例法案を成立させたい考えです。