東京・お台場に中等症1000人規模の臨時施設設置へ[2020/04/24 11:57]

 新型コロナウイルスの医療態勢が逼迫(ひっぱく)するなかで、政府と東京都は東京・お台場地区にある「船の科学館」の周辺に中等症の患者、最大1000人を受け入れる医療施設を設置する方針を固めました。

 新型コロナ特措法に基づく臨時の施設で、都では初めての事例となります。政府と都は用地を提供する日本財団の協力を得て最大1000人を受け入れる軽症者向けの宿泊施設を整備する予定でした。政府関係者によりますと、この方針を切り替えて医療態勢を拡充し、人工呼吸器が必要な「重症」には至っていない入院が必要な「中等症」の患者を24時間体制で受け入れます。軽症者を宿泊施設での療養に切り替えるなかで、中等症患者の病床不足に対応する狙いがあります。

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