自衛隊基地など 「再エネ比率30%超」が115カ所に[2020/04/28 13:52]

 防衛省は自衛隊の基地・駐屯地などの施設で調達する電力について、再生可能エネルギーの比率が30%を超える施設が115カ所に上ったことを明らかにしました。

 河野防衛大臣:「電力調達の見込み量は約9100万キロワットアワー。恐らく世帯数でいくと2万世帯ぐらいの(年間消費量)かな。これは我が国の政府機関における再エネ調達最大規模であります」
 今年度、現時点で自衛隊施設での電力調達の入札公告は1028件で、そのうち再生可能エネルギーを導入した施設は151、さらに再エネの比率が30%を超えた施設が115カ所に上ります。また、再エネを導入した施設の金額は去年度の平均単価よりも約0.04円安く契約できたということです。さらに、河野大臣は防衛省全体の8番目の電力使用料である航空自衛隊の浜松基地が「地元企業と契約することで、その地域の経済に貢献することができた」と意義について強調しています。防衛省は来年度も再エネの比率を引き続き高めていきたい方針です。

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