「拙速な議論に反対」9月入学 自民党内から慎重論[2020/05/22 17:37]

 政府が検討している学校の9月入学について、自民党から慎重論です。

 自民党・小林衆院議員:「今、大事なのは遅れてしまった学びを取り戻すこと、不安に思っていらっしゃる、特に受験生に明確なスケジュールを示すことです」
 自民党の若手議員らが61人の議員の署名とともに9月入学について「拙速な議論に反対する」との提言書を岸田政調会長ら党の幹部に渡しました。9月入学の問題点として、学習の遅れや卒業時期が後ろ倒しになって労働力が不足することなどを指摘しています。これに対し、岸田政調会長は「課題が多くあることは認識している」とし、党内で幅広く議論していくと応じました。

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