インドなど11カ国、渡航中止勧告 入国拒否対象に[2020/05/22 17:38]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外務省は新たにインドなど11カ国の感染症危険情報を「レベル3」に引き上げ、渡航中止を勧告しました。政府は近く、これらの国を入国拒否の対象に追加します。

 茂木外務大臣は1万人あたりの感染者数などを踏まえ、新たにインド、アルゼンチン、南アフリカなど11カ国の感染症危険情報をレベル3に引き上げたと発表しました。政府は近く国家安全保障会議を開き、これらの国において2週間以内に滞在歴のある外国人の入国を原則拒否する方針を決定します。政府は現在、100の国と地域を入国拒否の対象としていますが、今回の措置を受けて合計111の国と地域がその対象となります。また、全世界を対象とした発給済みのビザの効力停止などの措置については今月いっぱいが期限となっていますが、「このまますぐに水際対策を終了することは想定できない」と述べ、延長する方針を示しました。

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