木村花さん死亡受け自民党 ネットの誹謗中傷対策へ[2020/05/26 18:07]

 インターネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けていた女子プロレスラーの木村花さんが死亡したことを受け、自民党はSNSなどでの悪意のある投稿を防ぐための対策について検討に入りました。

 自民党のプロジェクトチームは、ネット上での誹謗中傷や人権侵害は「年々増加している」としたうえで、新型コロナウイルスにより、個人や医療機関などに対する誹謗中傷も「過熱している」としています。ただ、これまで「表現の自由」との兼ね合いや発信者に関する情報を開示する手続きが煩雑で実効性に欠けるなどの指摘が課題となっています。プロジェクトチームの座長を務める自民党の三原じゅん子参院議員は「絶対に命を絶つことにならないような対策が必要」と述べ、相談窓口の設置をはじめ、インターネット上での誹謗中傷や人権侵害を防ぐための新たな法律を議員立法で作ることも視野に今後、検討を進めていく考えです。

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