茂木大臣「深く憂慮」 外務次官が中国大使と会談[2020/05/29 06:41]

 外務省は中国の孔鉉佑駐日大使を呼び、香港への介入を可能とする国家安全法の採択について深い憂慮を伝えました。

 外務省の秋葉事務次官は孔大使と会談し、香港は日本にとって重要なパートナーであり、「一国二制度」のもとに自由で開かれた体制の維持が重要だという日本の一貫した立場を伝えました。孔大使からは「中国の国家安全に関わることだ」などとの返答があったということです。
 茂木外務大臣:「香港に関する決議が国際社会や香港市民が強く懸念するなか、なされたこと及びそれに関連する香港の情勢について深く憂慮しております」
 茂木大臣は「主張すべきことはしっかり主張していきたい」と話しました。

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