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国会は会期を延長せずに17日に閉幕します。野党側は新型コロナ対策など問題は山積したままだと反発しています。
(政治部・山本志門記者報告)
野党側は年末までの大幅な会期延長を求めましたが、政府・与党は応じない考えで、今後は週1回のペースでコロナ関連の閉会中審査が行われる予定です。この国会では中盤から新型コロナへの対応にほぼ力が注がれ、補正予算の成立など与野党が協力して対応したのが特徴的でした。ただ、各論で言えばアベノマスクや補償が届かないといった問題に加え、PCR検査が目詰まりして受診できないなど、政府の対応に予想以上の批判が集まり、国会でも問題となりました。さらに、検察庁法改正案を巡っては政府が半ば強引に進めるなかで、黒川前検事長の賭け麻雀問題も加わって不信感が広がったことは否めません。政府・与党としてはこの法案をいったん廃案にし、修正したうえで次の国会に提出する方向です。国会での論戦を通じて7年以上もの間、“一強”と言われた安倍政権の盤石な基盤が揺らぎ始めたのも大きな特徴といえます。参院選での買収疑惑を巡って河井夫妻が立件されれば大きなダメージは避けられず、今後、自民党内ではポスト安倍レースに向けた関心が高まっています。
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