去年度の自衛隊災害派遣は449件 延べ106万人が活動[2020/06/18 20:17]

 防衛省は去年度の災害派遣回数が449件に上ることを明らかにしました。延べ100万人以上の自衛隊員が活動したのは2年連続です。

 去年度の災害派遣では新型コロナウイルスの検疫・生活支援などや台風15号、19号でブルーシートの設置などの対応が長期化したため、活動した自衛隊員は延べ106万人に上りました。100万人以上が活動したのは去年度の他に阪神淡路大震災、東日本大震災の年と西日本を中心に豪雨に見舞われたおととしの3回です。また、2年連続100万人を超えたのは初めてです。近年、気候変動の影響で台風の被害が拡大するなど自衛隊の活動が増えていることから、河野防衛大臣は災害時の廃棄物撤去に関してのマニュアルを7月上旬にも作成し、各自治体との役割分担を明確にしていきたい考えです。

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