九州豪雨を「特定非常災害」に 安倍総理が方針表明[2020/07/07 19:33]

 安倍総理大臣は非常災害対策本部の会議を開催し、今回の九州地方の大雨の被害を「特定非常災害」に指定する方針を明らかにしました。

 安倍総理大臣:「豪雨災害による一連の被害状況を確認しながら被災者の皆様の生活再建に向けた動きをしっかりと後押ししていくために、今回の災害を特定非常災害に早急に指定するよう検討を加速して下さい」
 特定非常災害に指定されると、被災者は運転免許証の更新期限や飲食店の営業許可の有効期限が延長されるなどの特例措置を受けられるようになります。これまでに東日本大震災や去年の台風19号の被害などが対象となっていて今回、指定されると7例目です。また、安倍総理は被災地で活動する自衛隊の態勢を1万人から2万人に拡充し、救助活動に加えて被災者の入浴など生活支援に充てる方針も表明しました。

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