東京五輪で「入国緩和」検討 選手らを条件付きで[2020/07/08 12:15]

 来年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックに向け、政府は新型コロナウイルス対策の入国制限について選手や大会関係者に限定して緩和する方針を固めました。

 政府は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため入国制限を実施していて、全面解除の見通しは立っていません。政府高官によりますと、今後も感染が収まらない状況に備え、選手や関係者に限って入国を認める検討を始めるということです。来日した際、PCR検査を複数回実施することや滞在中の行動を制限するなどの条件が想定されていて、開催に向けた環境整備を図る狙いがあります。今後、国家安全保障局を中心に対象や条件を決めていくとしています。

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