アイヌがテーマの施設で菅長官「民族共生に共感を」[2020/07/11 17:37]

 アイヌ民族をテーマにした国立施設「ウポポイ」が12日にオープンします。それに先立ち、菅官房長官が視察し、「民族共生の理念に共感してほしい」と呼び掛けました。

 菅官房長官:「ぜひ一人でも多くの方々がこのような美しい景観と、四季折々の豊かな自然に囲まれたウポポイを訪れ、アイヌ文化の素晴らしさを体験し、民族共生の理念に共感して頂けるように期待を致しております」
 そのうえで、「一人でも多くの人に訪れもらいたい」とし、「3密を回避したうえで、22日から始まる総額1兆7000億円のGOTOキャンペーンを活用してほしい」と呼び掛けました。東京を中心に新型コロナウイルスの新規感染者数の増加に歯止めが掛からないなかですが、菅長官は「当面は感染拡大防止と社会経済活動の両立に取り組んできたい」として観光をはじめとした経済活動を活発化していく考えを強調しました。

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