6月消費者物価指数101.6 前年同月比横ばい 総務省[2020/07/21 08:52]

 総務省が発表した先月の全国の消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除いて101.6と前年同月と比べて横ばいでした。

 物価は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、原油価格の値下がりなどを受けて2カ月連続でマイナスが続いていましたが下げ止まりました。ただ、先月も前年と比較すると宿泊料がマイナス6.6%、外国パック旅行費がマイナス7.1%と大幅に下落したほか、携帯電話の通信料は1.6%上昇するなど新型コロナの影響が依然として物価の動向に表れています。総務省では今後、経済活動の再開がどのように影響するか注視していくとしています。

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