自民「敵基地攻撃」提言へ 専守防衛が焦点に[2020/07/28 12:03]

 今後のミサイル防衛を巡り、自民党では政府に対して「敵基地攻撃能力」の保有を早急に検討するよう求める提言の取りまとめに向けてヤマ場を迎えています。

 (政治部・柴戸美佐子記者報告)
 周辺国のミサイル技術が飛躍的に向上していることなどを念頭に、相手の基地を攻撃する能力の保有について、踏み込んだ議論が進められています。28日に提示された案では、「国民に深刻な被害をもたらし得る攻撃を防ぐため、抑止力を向上させる新たな取り組みが必要」などと、政府に求めているということです。そのうえで、慎重な姿勢を取る党内の議員や公明党などに配慮し、「憲法の範囲内で専守防衛の考えのもと」という点が強調される見通しです。
 岩屋前防衛大臣:「自衛隊全体が攻撃型の体系、装備になっていく。これは、専守防衛の枠を逸脱する、あるいは憲法を逸脱する恐れがある」
 会議では敵基地攻撃能力の保有に前向きな意見が大勢ですが、丁寧に議論を進めていくため28日の取りまとめは見送り、週内での議論を重ねたうえで、来月上旬に政府に提言する見通しです。

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