“アベノマスク”配布 政府6000万枚を備蓄で検討[2020/07/30 12:05]

 政府は介護施設などに配る予定だった布マスク、いわゆる「アベノマスク」8000万枚について、このうち2000万枚を配布し、残りは備蓄する方向で検討していることが分かりました。

 政府が調達した布マスクを巡っては先月、全世帯向けの配布が完了しましたが、今後、8000万枚を4回に分けて介護施設などに配布する予定でした。これに対して「配っても使われず、税金の無駄遣いだ」などと野党が追及していました。これを受けて、政府は布マスク2000万枚を対象となるすべての施設に配布し、残りの6000万枚については備蓄する方向で検討しているということです。厚生労働省によりますと、介護施設などへのマスクの購入・配布には総額247億円がかかっています。

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