“安倍総理の責任放棄だ”野党が臨時国会召集を要求[2020/07/31 12:05]

 立憲民主党など野党は新型コロナウイルスの感染拡大や豪雨災害への対応を安倍総理大臣にただすため、31日に憲法に基づく臨時国会の召集を衆議院議長に求めました。

 立憲民主党・安住国対委員長:「GoToキャンペーンをここまで強行するのか、感染が拡大しているにもかかわらず緊急事態宣言をなぜ出さないのか。これ(臨時国会)を開かないのは、私は政府の怠慢だと」
 野党側は安倍総理が1カ月以上、国会で説明をしていないことから責任放棄だと批判しています。憲法53条では国会議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は国会の召集を決めなければならないと規定されています。ただ、政府・与党は臨時国会の開催には慎重です。
 菅官房長官:「現在、コロナ対策、豪雨対策、関係省庁挙げて取り組んでいるところであり、そのなかで通常国会で成立した本予算、補正予算の執行に取り組んでいきたい」

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