コロナ禍であらゆる分野がデジタル化…情報通信白書[2020/08/04 15:26]

 新型コロナウイルスの感染拡大で、あらゆる分野にデジタル化の波が押し寄せています。総務省は4日に公表した情報通信白書のなかで、この傾向は後戻りしないと分析しています。

 白書ではサイバー空間とリアル空間が完全に同期する社会に向かうとしています。白書では今年から始まった5Gの商用サービスについて、監視カメラを積んだドローンや自動運転のほか、多言語音声翻訳や顔認証などの技術が日本社会全体を変革するとしています。一方で、通信量の増加やセキュリティーへの対応、電子契約への移行など業務見直しの必要性を指摘しています。2030年代に向けて中国や韓国、欧米諸国も「5Gの次」の通信規格に取り組んでいて、日本も中心的な役割を担いたい考えです。

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