尖閣周辺の活動自制を 河野大臣が中国大使と初会談[2020/08/18 18:33]

 河野防衛大臣は中国の孔鉉佑駐日大使と会談し、尖閣諸島周辺での中国側の活動について強い懸念を伝えました。

 河野大臣は孔大使と防衛大臣になってから初めての会談に臨み、約40分間にわたって日本語で行われました。会談では尖閣諸島周辺の海空域や南シナ海での中国側の活動について河野大臣は強い懸念を示し、中国に対して自制を求めました。また、香港で国家安全維持法が施行されて民主活動家らが逮捕されたことなどを受け、河野大臣は重大な懸念を示したということです。中国側の反応について、防衛省は明らかにしていません。さらに、河野大臣は「こうした懸念があるからこそ、日中間で意思疎通を図る必要がある」とし、今後も日中交流を進めていく考えを強調しました。

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