平和条約交渉の継続を確認 日ロ首脳が電話会談[2020/08/31 23:31]

 安倍総理大臣はロシアのプーチン大統領と電話で会談し、辞任の意向を伝えるとともに北方領土問題を含む平和条約交渉を継続することを確認しました。

 会談は約20分間行われ、プーチン大統領は「日ロ関係の発展と障害除去に向けた安倍総理の偉大な貢献を高く評価する」とねぎらいました。これに対し、安倍総理は北方領土問題の解決が重要だという考えを強調し、「今後も精力的に交渉が行われることを期待する」と訴えました。そのうえで、両首脳は平和条約交渉を継続する方針を確認しました。会談の最後に安倍総理は「友情をこれからも大切にしたい」と述べ、プーチン大統領は「また会うことを楽しみにしている」と応じました。

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