自民党総裁選挙が告示 立候補の3人が共同会見[2020/09/08 23:30]

 自民党総裁選挙が告示され、立候補した石破元幹事長、菅官房長官、岸田政務調査会長の3人は党本部でそろって記者会見に臨みました。

 石破元幹事長:「政治は結果責任なのであって、森友、加計、桜、どの世論調査を見ても納得したという人が非常に少ない。特定の人だけが利益を受ける、そういうことを政府がやっていいはずがない」
 森友・加計学園を巡る問題などへの安倍政権の対応を批判したうえで、「真面目に働く公務員が国家、国民のために働けるような政府を作らなくてはならない」と述べ、信頼回復に努める考えを強調しました。一方、菅官房長官は自らが総理大臣に就任した場合の閣僚人事に関して持論を主張しました。
 菅官房長官:「やはり、私は改革意欲のある人ということをまず優先として考えたいと思いますし、そこに専門的立場の人が、やはり優先した方がいいだろうというふうに思っています」
 また、解散総選挙の時期ついては「コロナ禍の状況、感染状況を最優先すべきだ」と述べ、明言を避けました。
 岸田政調会長:「安倍政権の7年8カ月は高く評価する一人です。ここから先(ウィズコロナ、アフターコロナ)は次の人間が担うわけですから、ここから先の経済、あるいは地方、社会保障、外交の大きな方向性やらビジョンを党員や国民の皆さんに示していく、それを論じ合う」

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