安倍内閣“最後”の閣議 コロナ対策1.6兆円を決定[2020/09/15 10:36]

 安倍政権として最後の定例閣議が行われ、新型コロナウイルスに対応するため予備費から約1兆6000億円を支出することを決めました。

 閣議には安倍総理大臣のほか、菅官房長官らすべての閣僚が出席して行われました。今回、支出を決めた予備費は自治体が軽症者向けに宿泊施設を確保するための費用や、新型コロナウイルスの患者を受け入れる医療機関への経営支援に使われます。また、途上国向けのワクチン開発費などにも充てられます。安倍政権による定例の閣議は今回が最後で、16日に内閣は総辞職をします。そのうえで、午後に臨時国会が召集されて菅氏が第99代の総理大臣に選出されます。

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