立憲・国民が新党結党大会 枝野氏は政権と対決姿勢[2020/09/15 23:33]

 新たに結成した立憲民主党と国民民主党がそれぞれ党大会を開きました。立憲民主党の枝野代表は「国民に選択肢を示す時だ」と述べ、16日に発足する菅政権との対決姿勢を強調しました。

 立憲民主党代表・枝野幸男氏:「過度な自己責任や自助を求める競争万能社会によって経済・社会を発展させる自由民主党か。支え分かち合う、それを支える機能する政府で社会を発展させるもう1つの選択肢か、これが明確になった」
 枝野代表は、さらに「消費の大幅な冷え込みに消費税も含めて対応するべきだ。国会論戦を通じて呼び掛けたい」と述べ、16日に発足する菅政権に消費税の減税を提案する考えを示しました。一方、合流に参加しなかった15人の国会議員で作る新たな国民民主党も結党大会を開きました。
 国民民主党代表・玉木雄一郎氏:「国民の役に立つ具体的な政策案を絞り出すことこそ、今の政治に求められる役割では。政策提案型の改革中道の立ち位置を守り抜き、深化させていかなくてはならない」
 新体制では玉木氏を代表とし、幹事長には榛葉賀津也参議院議員の就任などが正式に決まりました。引き続き立憲民主党との選挙協力や国会での連携は維持する考えです。

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