菅内閣が発足 菅総理「国民のために働く内閣」[2020/09/17 06:14]

 「国民のために働く内閣」と銘打った菅内閣が正式に発足しました。菅総理大臣は就任会見で行政改革・規制改革を全力で進める考えを強調しました。

 菅総理大臣:「現場の声に耳を傾けて何が当たり前なのか、そこをしっかりと見極めたうえで大胆に実行する、これが私の信念です。行政の縦割り、既得権益、そして悪しき前例主義、こうしたものを打ち破って規制改革を全力で進めます。国民のために働く内閣、そのことによって国民の皆さんのご期待にお応えしていきたい」
 菅総理は行革担当の河野大臣に「縦割り110番」を設置して国民が縦割り行政について情報提供できる態勢を検討するよう指示したことを明らかにしました。また、総理主催の「桜を見る会」について「今、大事なコロナ対策に集中すべき」と述べ、来年以降も中止する方針を表明しました。桜を見る会を巡っては、招待客が増加するなかで「公的行事の私物化」との批判が高まっていたほか、関連資料が破棄されていたことで公文書管理の在り方も問われていました。

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