全世界からの入国再開を政府が検討　来月初めにも

　政府は新型コロナウイルスの影響で中止していた全世界からの入国の受け入れを来月初めにも再開する方向で検討に入りました。

　政府は現在、アジアなど一部の国や地域を除いて外国人の入国を原則、拒否しています。しかし、欧米などから入国の緩和を求める声が根強くあり、政府高官によりますと、全世界からの入国を認める方向で検討を始めました。日本へ向かう際や日本に入国する際に陰性であることの確認や、入国後に2週間の待機を求めることなどが条件だということです。観光客は対象外ですが、留学生やビジネス関係者の入国を全世界で緩和するほか、語学教師や医療関係者などの中長期滞在者の入国を新たに認める方向です。受け入れる人数は一日あたり数千人を見込んでいて、今後、各国との調整を進めるとしています。