日ロ首脳会談で菅総理 北方領土問題「終止符を」[2020/09/30 06:18]

 菅総理大臣は政権発足後、初めてロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、北方領土の問題に終止符を打ちたいという考えを伝えました。

 菅総理大臣:「平和条約締結を含む日ロ関係全体を発展させていきたい。北方領土問題を次の世代に先送りさせず、終止符を打ちたい。こうした旨、申し上げました」
 これに対し、プーチン大統領は「あらゆる問題について対話を継続していく」と応じ、両首脳は対面による首脳会談を目指すことで合意しました。また、両首脳は4島一括返還ではなく、事実上、歯舞群島と色丹島の2島の返還を目指すことになる日ソ共同宣言を基礎にした交渉を進める方針を確認しました。

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