政府“解釈変更”文書提示 任命拒否巡り野党聴取で[2020/10/06 11:59]

 日本学術会議の任命問題で、政府は総理大臣が実質的に任命できるよう解釈を変更した文書を野党側に提示しました。

 立憲民主党などの野党は6日午前、内閣府からヒアリングを行いました。内閣府は新たな会員候補の任命を決めた際の決裁文書や、「形式的に任命する」とした過去の政府答弁を実質的に任命できるよう解釈を変更したことを示す文書を示しました。野党側は7日の衆議院の内閣委員会に加藤官房長官などが出席するよう求めていて、解釈を変更した理由や経緯などを問いただす考えです。一方、与党側は官房長官の出席には否定的で、午後の国対委員長会談で協議する方針です。

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