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国会では閉会中審査が行われ、日本学術会議の任命拒否問題を巡り、これまでの政府見解を変更したのではないかと野党側が追及しました。
(政治部・小池直子記者報告)
野党側は過去の国会答弁の解釈を変更し、恣意(しい)的な人事が行われていると批判を強めています。
立憲民主党・今井衆院議員:「何も答えてないですよ。明確に言ってるじゃないですか。その通りに内閣総理大臣が形式的な発令を行うと言ってるのに」
三ツ林内閣府副大臣:「日本学術会議が任命制になった時から、このような考え方を前提としており、考え方を変えたということではありません」
野党側は2018年の「推薦の通り任命しなければならないということではない」とする政府側の答弁は、これまでの「形式的な発令を行う」としていたものと明らかに違うとして説明を求めました。これに対して政府側は会員が特別職の国家公務員であることを踏まえ、「推薦通りに任命しなければならないものではない」として、その解釈は一貫していて変更はないと繰り返しました。
また、6人を任命しなかった理由について政府側は「総理に任命権がある」と述べるにとどめ、具体的な選考過程については明言を避けました。政府としては、学術会議の在り方に問題があるとして理解を求めたい考えですが、野党側は議論の「すり替えだ」として8日以降も国会で追及していく構えです。
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