不妊治療の支援拡充に向けた工程表 年内策定へ[2020/10/15 23:32]

 菅総理大臣は全世代型社会保障改革の実現に向けた会議を開き、不妊治療の支援拡充に向けた工程表を年内に策定する方針を示しました。

 菅総理:「出産を希望する世帯を広く支援し、ハードルを少しでも下げていくために不妊治療への保険適用を早急に検討し、本年末に工程を明らかにします」
 今回の会議は「少子化対策」がテーマで、菅総理は男性が育児休業を取得しやすい制度の導入を図っていく考えも示しました。また、不妊治療の経済的な負担を軽減するための保険適用や待機児童問題の解消などについても協議されました。今後は、後期高齢者の病院での窓口負担の引き上げなど医療制度改革も議論される予定です。

こちらも読まれています