「出産した女性が母」親子関係明確化する法案提出へ[2020/10/16 21:06]

 自民・公明両党は不妊治療で第三者から提供された精子や卵子で生まれた子どもについて、親と子の関係を明確化する新たな法案を臨時国会に提出する方針を固めました。

 法案では出産した女性を「母親」とし、第三者からの精子提供に同意した夫は生まれた子の「父親」であることを否定できないとしています。今の法律では第三者の精子や卵子による不妊治療が想定されていないため、出産後に親子関係を巡るトラブルになりやすいなど、法整備の必要性が指摘されていました。自公両党は野党にも共同提案を呼び掛けていて、超党派で26日に召集される臨時国会での成立を目指します。

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