一刻も早い救出を 特定失踪者家族が官房長官に要求[2020/10/21 16:11]

 北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者の家族会が加藤官房長官と面会し、一刻も早い救出を求めました。

 特定失踪者家族会・大澤昭一前会長:「より綿密な計画と行動で20年以上、破れない岩盤をぜひ破壊して下さるようお願いします」
 総理官邸を訪れた家族会のメンバーらは拉致問題担当大臣を兼務する加藤長官に特定失踪者の救出や拉致被害者として認定することなどを求める要望書を手渡しました。加藤長官は「認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて全力で取り組んでいきたい」と応じました。日本政府によりますと、北朝鮮に拉致された可能性を排除できない行方不明者は875人に上っています。

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